ミニの初期の評価

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ボディ、エンジン(FF駆動方式)、サスペンションなど、当時としては画期的なコンセプトを反映した車としてデビューしたミニ。

ところが、最初にミニを高く評価したのは自動車ジャーナリストをはじめとする専門家だけでした。

これはミニが冒頭に述べたような、それまでのファミリー・サルーンの定石とはあまりにもかけはなれた斬新さを持っていたせいだったのですが、マスコミの賛辞に助けられて有名人・著名人がミニに乗るようになると、大衆の間でも一気に人気が爆発!

このため、生産台数はデビュー初年度で2万台だったのが、翌年(1960年)には10万台、さらにその翌々年(1962年)には20万台を突破するまでに伸張しています。

そして、初代ミニの片割れであるAustin Seven(オースチン・セブン)は、いつの間にかついた愛称「Mini(ミニ)」を車名に正式に採用してAustin Mini(オースチン・ミニ)と改称。

元々、Miniの名がついていたMorris Mini-Minor(モーリス ミニ・マイナー)はそのままに、グレードや車型のバリエーションを増やしながら改良を重ねていくことになったのです。
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初代ミニの性能と機能

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性能面で言えば、エンジンはBMCの前身であるAustin社やMorris社で以前から用いられていて定評のあった水冷直列4気筒OHVエンジンをベースとした848cc(最高出力34ps)を搭載し、当時のスピードテストで最高速116.6km/hをマークしています。

そして、フロント・サブ・フレーム内に格納されたエンジンと同様にユニークだったのがサスペンションで、当時の小型車としては珍しい四輪独立懸架が採用されていたこと。

しかも、タイヤハウス内のスペースを少しでも節約し乗員による重量変化にも十分対応できることを前提として、通常の金属バネではなくラバー・コーンというゴムの反発力を利用した、言わばゴムバネを組み合わせていたのが大きな特徴となっていました(現行ミニでも、このシステムが利用されています)。

機能面では、雨樋を兼ねたルーフとボディの溶接しろが外観上の特色で、室内は大人4人が無理なく乗れるスペースが確保され、前面には室内幅一杯のダッシュ・ポケット、そして両扉には扉幅一杯のポケットを備え、リア席両サイドにも同様に大型ポケットを用意。

機敏な走りにたっぷりの収納性、これが初代ミニの売りだったのです。良い意味で、基本コンセプトはあまり変わっていないと思いませんか?
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