サルーン化によって、リアの足元スペースが格段に広くなったことはもとより、シートを倒したときのラゲッジスペースが広大になり、使い勝手が大幅にアップするといった実用面での機能が高められています。
面白いのは、助手席側に”クラブドア”と呼ばれる車の進行方向とは逆に開く補助ドアがあって、リアシートへのスムーズな乗り込みを実現するのと同時に、このCLUBMANのアイデンティティにもなっている点。
そして、ルーフはボディと同色以外にブラックとシルバーが選択でき、リアピラーからリアコンビネーションランプ回り、そしてリアバンパー上部に至るまで、ルーフと同一カラーを選択することができるのも、このCLUBMANならではのオプションです。
1969年に、翌1970年モデルとして登場した最初のCLUBMANは、MINIのユーザー層を拡大するための派生モデルとして開発され、ベースとなるMINIとは全く異なるフロントビュー(ヘッドライトを配した全面グリル)とボディ伸張が話題を呼びましたが、今回のCLUBMANも、それに劣らず話題性が豊富ですよね。
ラインアップは、MINI COOPER(ミニクーパー)がベースのMINI COOPER CLUBMANと、MINI COOPER S(ミニクーパーS)がベースのMINI COOPER S CLUBMANがあって、価格は274万〜331万の設定となっています。