1969年10月にマイナーチェンジを受けMk-Vとなって以来、年毎に細かな改良を施されてきたミニですが、1984年10月、新たな変革の時を迎えます。
一番の変更点は、それまで一種独特のホイールサイズとして踏襲してきた10インチホイールを12インチにしたことで、乗り心地や室内の静粛性が大幅に改善されたこと。
またこの変更に合わせ、それまでは四輪ともドラム・ブレーキであったのを、前輪はディスク・ブレーキに変更したこともミニ史上の大きな進化となっています。
この12インチホイールを履いたミニは、当初ミニ誕生25周年を記念して”MINI25(ミニ25)”の名称で発売されましたが、翌年の1985年にはミニの輸入ディーラーが日英自動車からAustin Rover Japan(オースチン・ローバー・ジャパン)へ移ったことから”MAYFAIR(メイフェア)”という名称で販売されるようになります。
そして1988年、ラインアップに廉価限定モデルとして登場した”SPRITE(スプライト)”が加わり、翌年の1989年にはARG(オースチン・ローバー・グループ)がRG(ローバー・グループ)へと社名変更したこともあって、これらのモデルを総称して”ROVER MINI(ローバーミニ)”と呼ぶようになったのです。
